子どもたちが雨でも快適に。-幼稚園 外構工事-

幼稚園の外構工事を致しました。

渡り廊下周辺なのですが、水はけが悪く、大雨が降ると一部川の様になってしまい、乾きにくいことについてお悩みでした。

そこで、水はけをよくする工事として、浸透桝を水のたまりやすい箇所に埋込みます。ハイスピード天然砕石パイル工法という方法で、地表から3mほどの竪穴を開けてそこに砂利を敷き詰めて、そこから地面に水を浸透させます。この工法は天然素材を使うため、人と環境に優しい工法です。家を建築する際の地盤改良にも使われる工法で、地震にも強く、エコということでおススメです。そこにコンクリートの浸透桝を設置し、そこに水が流れていくように勾配つけました。

門付近には、お客様を迎える美しい外観にするために、インターロッキングブロックを設置。浸透性の物を採用して、水が地表に溜まらないようにいたしました。

子どもたちが利用する渡り廊下には、一段上がる形でウッドデッキを設置し、雨の日でも濡れないように致しました。

完工して、雨が降った際には水はけがよくなり、水が溜まらなくなったと、喜びの声をお聞きしました。

子どもたちの事を考え、雨の日でも快適に園で過ごせるようにという先生方の優しい気持ちのこもった工事でした。